2015年12月14日、中国新聞社によると、17年に予定されている第19回国際水路機関（IHO）総会で、朝鮮半島の東部海域が「東海」と表示されることを目指すため、韓国側が宣伝動画を作るなどPRに力を入れている。

宣伝動画はこのほど、韓国の市民団体「VANK」が発表した。長さは8分49秒。「日本政府が事実をわい曲しているため、『東海』とすべき海域が『日本海』とされている」などと主張。これまで15年にわたる「東海」宣伝活動の経緯も盛り込まれている。

VANK代表によると、IHO総会は海洋の名称決定に大きな影響力を持つ。17年の総会では日本政府が「日本海」と記した地図を示すなど宣伝活動を展開することが予想されるため、対抗して同様の活動を行っているという。

日本政府は昨年以降、英語や中国語、アラビア語など多言語による「日本海」の名称を宣伝する動画を作成している。（翻訳・編集/大宮）