2015年12月15日、東京の靖国神社で先月起こった爆発事件に関連し、日本の警察が韓国に捜査協力を求めたことが分かった。韓国・ニューシスなどが伝えた。

警視庁公安部は14日、建造物侵入容疑で逮捕した韓国人・全昶漢（チョン・チャンハン）容疑者の出入国状況などについて、国際刑事警察機構（ICPO）を通じ韓国の捜査当局へ協力を要請した。同公安部は、靖国神社のトイレで見つかった遺留物から火薬の原料成分が検出されたことなどから、容疑者が時限発火装置を設置し爆破を図ったとみて捜査を進めている。

全容疑者は日本に再入国し逮捕された9日、日本便搭乗前の韓国・金浦空港で粉末状の物を所持していたことが確認されているが、空港側は、爆発物探知機での検査でも粉末から火薬成分は検出されなかったとしている。

この報道に、韓国のネットユーザーは次のようなコメントを寄せた。

「結局、何の証拠もないってことじゃないか。それで捜査協力って言われても…」

「協力する必要はない。神社が爆破されたわけじゃないし、たかがトイレだ」

「我々の税金を日本の捜査に使うのは反対」

「（横浜の韓国総領事館への）汚物投げ入れ事件を解決してから要請すべきでしょ。物事の順序が分かってないなあ」

「日本はいつも、自分たちが必要な時だけこういう出方をする」

「韓国の警察：こちらで捜査するので容疑者を帰国させます。調べたところ、無罪です。それで終了」

「慰安婦像が傷つけられた事件も一緒に捜査しようと言えばいいよ」

「韓国の警察としては、こんな軽い事件はお説教して放免だね」

「あまりにずうずうしい」

「自分たちで考えてもどうも怪しい点が多過ぎるから、韓国の警察も巻き込もうってことだ」

「罪を韓国政府になすり付けるため、矛先を変えてきたね」（翻訳・編集/吉金）