Record China 2015年12月17日(木) 14時10分
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17日、日本の最高裁判所が夫婦同姓を合憲とする判断を下したとの報道に、中国のネットユーザーが反応を示している。資料写真。
2015年12月17日、日本の最高裁判所が夫婦同姓を合憲とする判断を下したとの報道に、中国のネットユーザーが反応を示している。
最高裁大法廷は16日、夫婦別姓を認めない民法の規定について、別姓の禁止は憲法違反に当たらないとする初の判断を示した。結婚によって女性が夫の姓に変更するケースが9割以上を占める中、女性の間からは不公平感や仕事を続ける上での不利益、「自己の喪失」を訴える声が聞かれる一方、「夫婦同姓で家族の絆が深まる」と別姓に反対する意見も上がっている。大法廷の裁判官15人のうち、憲法違反と判断した裁判官は5人。女性裁判官3人はいずれも違憲との考えを示した。
このニュースは現代快報など中国メディアも報じており、結婚後に姓を変える必要のない中国のネットユーザーは「日本の“自由”は偽物だ」「男女平等の国とは言えない」「名字を変えるとカードの名義変更だって必要なんだろ?考えただけで疲れる」というコメントや、「中国にこんな制度がなくて良かった」「結婚して名字を変えるのって中国人からすれば人権に対する侮辱のよう。外国人が中国の一人っ子政策を心配していたのと同じだ」などの意見、「明治維新前は一部の日本人しか名字を持っていなかったんでしょ?」「わが家の絆は名字なんかで深まらない。家族を結んでいるのは愛情!」といった声を寄せている。(翻訳・編集/野谷)
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