米カリフォルニアの図書館が中国語の本にだけ「貸し出し手続き取って」と案内文、華人利用者が反発―米華字紙

Record China    2015年12月18日(金) 16時20分

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17日、米カリフォルニア州オレンジ郡にある図書館が行った注意喚起が華人利用者の反発を招いている。資料写真。

2015年12月17日、米華字紙・世界日報によると、米カリフォルニア州オレンジ郡にある図書館が行った注意喚起が華人利用者の反発を招いている。中国新聞社が伝えた。

同図書館には英語のほか、中国語、日本語、韓国語、スペイン語などさまざまな言語の書籍が置かれているが、中国語の書籍にだけ「館内のすべての書籍に貸し出し手続きが必要です」という案内文が挟まれていた。

これを見た華人利用者からは偏見を疑う声が上がり、図書館側は案内をすでに撤去。図書館関係者は「この2、3カ月の間に中国の古典が愛情物語ばかり20〜30冊なくなっていることに気付いた」「人気の高いジャンルで貸し出し数が足りなくなるため、こういう方法を取った」と悪意がないことを説明しており、市民の1人は「新しい本を寄贈して華人のイメージを上げよう」と呼び掛けている。(翻訳・編集/野谷

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