朴大統領の名誉毀損容疑、産経前ソウル支局長に無罪判決=韓国ネット「むちゃくちゃ恥ずかしい」「記事は事実なんだから、そりゃ無罪でしょ」

Record China    2015年12月17日(木) 18時10分

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17日、コラム記事で朴槿恵大統領の名誉を傷つけたとして昨年10月在宅起訴されていた加藤達也産経新聞前ソウル支局長に対し、ソウル地裁が無罪判決を言い渡した。写真は朴槿恵大統領。

2015年12月17日、コラム記事で朴槿恵(パク・クネ)大統領の名誉を傷つけたとして昨年10月在宅起訴されていた加藤達也産経新聞前ソウル支局長に対し、1審は無罪判決を言い渡した。韓国・ニュース1などが伝えた。

韓国ソウル地裁はこの日、情報通信網法の名誉毀損(きそん)容疑で在宅起訴された加藤氏に対し無罪を宣告した。ただしコラム記事については、虚偽の内容であり、「朴大統領個人を誹謗(ひぼう)する目的ではなかったものの、個人の名誉を深刻に傷つけた」とした。

加藤氏は昨年8月、インターネットで公開した記事で、「同年4月のセウォル号惨事の当日に朴大統領の所在が不明だった7時間があり、元側近の男性と会っていたとのうわさがある」との内容を記していた。

検察は10月に開かれた公判で「韓国が社会的、政治的に混乱した状況において、出所不明のうわさを元に大統領の名誉を傷つけた」として、加藤氏に懲役1年6カ月を求刑していた。

この裁判に関する韓国国民の関心は非常に高く、韓国のネットユーザーの間では判決が出る前からさまざまなコメントが飛び交っていた。この無罪判決の報には、次のようなコメントが寄せられている。

「事実をありのままに報道しても、名誉毀損罪が成立するのか?」

「むちゃくちゃ恥ずかしい」

「朴槿恵は見てるか?」

「また国の恥さらしだよ」

「(コラムは)事実なんだから、そりゃ無罪でしょ」

「それなら7時間もいったい何をしてたのか…。公表しないなら勝手に想像させてもらうよ」

「加藤さんの言い分がうそだという証拠を出してみろ!」

「判決は靖国神社の爆発事件と無関係ではないだろう」

「韓国国内での判決に意味はない。今の韓国は三権分立ではなく独裁だからね」

「朴大統領がいたと言われてるロッテホテルの防犯カメラは確認したんだろうか?ま、その前に、傷つける名誉があるのかって話もあるけどね」

「ここまで来ると韓国は見事。未来が見えないよ」(翻訳・編集/吉金

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