深セン土砂崩れ、1人が遺体で発見、一家全員が行方不明になった家族も―中国

Record China    2015年12月22日(火) 16時50分

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22日、中国広東省深セン市の工業団地で大規模な土砂崩れが起きた問題で、新京報は「行方不明者の多くが外地からの出稼ぎ労働者だ」と伝えた。

2015年12月22日、中国広東省深セン市の工業団地で大規模な土砂崩れが起きた問題で、新京報は「行方不明者の多くが外地からの出稼ぎ労働者だ」と伝えた。一家全員と連絡が取れなくなっている家族もいるという。

20日午前に発生したこの土砂崩れで住宅や工場など33棟の建物に被害が生じ、多くの人が巻き込まれた。22日午前6時過ぎには1人が遺体となって発見。行方不明者の多くが湖南、河南、江西、貴州、湖北、広西チワン族自治区などの出身で、救助隊員の1人は「人数を把握するのは困難。一家全員と連絡が取れないというケースもある」と話す。

救助活動に参加している中国鉄路科学研究院の関係者は土砂の質について「非常に緩く、含まれる水分量も多い」と指摘。約38万平方メートルにわたって広がる土砂を前に消防や武装警察などによる捜索チーム、掘削機、救助犬、ドローンを投入しての大掛かりな救出活動が続いているが、現場は土砂に足を取られるなど作業は難航、携帯電話が発する信号を捜索の手掛かりとするドローンも土砂の厚みのために十分な効果が上がっていないという。(翻訳・編集/野谷

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