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22日、「万里の長城」のうち、保存状態が比較的良好な明代の長城でさえ約3割が消失しているとの報道に、中国のネット上には皮肉コメントが多く書き込まれている。写真は万里の長城。
2015年12月22日、中国メディア・新浪の中国版ツイッター・微博(ウェイボー)アカウントは、中国で古代から築かれた「万里の長城」のうち、保存状態が比較的良好な明代(1368−1644年)の長城でさえ、その約3割が自然現象や人為的な破壊によって消失していると伝えた。
記事によると、明代の長城は総延長8851.8キロメートル。自然の地形を利用した部分は2000キロ超で、他の6259.6キロはれんがなどによる人工の壁だ。このうち1961.6キロがすでに消失している。
この報道について、中国のネット上は「俺たちに残されたのは『ネット長城』(中国政府に都合の悪い情報をブロックするネット検閲システムのこと。万里の長城にちなんでそう呼ばれる)だけ」「ネット長城は修繕に修繕を重ねて高くなるばかりだ」「ネット長城は永遠に消失しない」などの皮肉であふれている。(翻訳・編集/柳川)
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