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25日、インド政府が大気汚染改善案を発表したが、乗用車規制が盛り込まれておらず、環境保護団体から批判されている。写真はインドのデリー。
2015年12月25日、環球網によると、インド政府が大気汚染改善案を発表したが、乗用車規制が盛り込まれておらず、環境保護団体から批判されている。
インドの首都ニューデリーは大気汚染のすさまじさで知られ、年間平均のPM2.5濃度は中国の北京市をも上回る。こうした状況を改めようと、インド政府は対策案を発表した。ニューデリー及び近隣自治体でのごみやタイヤの焼却禁止、建設現場でほこりが舞わないよう覆いをかけること、道路の掃除を徹底しほこりを除去することなどが盛り込まれた。
しかし、環境保護団体関係者からは肝心のディーゼル車規制が抜けていると批判されている。ニューデリー当局は車の排ガス基準の厳格化、製造から15年以上が過ぎた商用車の利用禁止などを導入すると発表しているが、環境保護団体はディーゼル車の完全禁止が必要だとの声が上がっている。しかし政府関係者はディーゼル車が大気汚染にどれほどの影響を及ぼしているのか、現時点では確証がないと反論した。(翻訳・編集/増田聡太郎)
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