「医療韓流」目指す韓国、整形手術から難病治療へ=「国民向けの医療が空白になる」「ならば医療従事者の待遇改善を!」―韓国ネット

Record China    2015年12月29日(火) 0時30分

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25日、韓国のテレビ局MBCによると、以前は整形手術のため訪韓する医療観光客が多かったが、最近では難病治療を目的とした訪韓が増えている。この報道に、韓国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられている。資料写真。

2015年12月25日、韓国のテレビ局MBCによると、以前は整形手術のため訪韓する医療観光客が多かったが、最近では難病治療を目的とした訪韓が増えている。

2015年に医療目的で韓国を訪れた外国人患者は28万人で、MERS(中東呼吸器症候群)による被害があった中でも、昨年より5%増加した。主に美容整形手術が目的だった以前とは異なり、がん、白血病、心臓病への医療技術が認められ、中東、ロシアからの患者が増加したためだという。韓国政府は2017年までに海外の出先機関を160カ所以上に増やし、年間50万人の外国人患者を誘致して「医療韓流」を拡大していく計画だ。

この報道に、韓国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられている。

「隔世の感がある。昔は良質の医療を求めて米国やドイツなど外国に出て行ったものだが、今や医療を受けるために患者が海外から来る時代になったんだな」

「『医療韓流』を信じて治療を受けてひどい目に遭うこともある。事前にどの病院が適しているか入念に調べた方がいい」

「国民向けの医療が空白になりそうだな」

「でも実際は医療観光のほとんどが整形じゃないのか?」

「韓国国民は国内の医者を信用していない。だからMERSの時みたいに国民は医療ショッピング(数カ所の病院で診察を受けること)をするんだ」

「先進国からは来ないだろう」

「発展途上国から医療を求めて訪韓する患者が増える。それが自慢になるのか」

「海外からも認められているのであれば、どうか医療関係者の待遇を改善してほしい。看護師は激務にもかかわらず薄給だ」(翻訳・編集/三田)

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