韓国の元慰安婦、日韓外相会談の結果に強い不満「われわれの訴えはすべて無視された」―韓国メディア

Record China    2015年12月28日(月) 20時40分

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28日、岸田文雄外相と韓国の尹炳世外相がソウルで会談し、旧日本軍の従軍慰安婦問題の決着で合意したことについて、元慰安婦の李栄洙さんは「(われわれの訴えは)すべて無視された」と強い不満を示した。写真はソウルの日本大使館前の慰安婦像。

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2015年12月28日、韓国・聯合ニュースによると、岸田文雄外相と韓国の尹炳世(ユン・ビョンセ)外相が同日ソウルで会談し、旧日本軍の従軍慰安婦問題の決着で合意したことについて、元慰安婦の李栄洙さんは「(われわれの訴えは)すべて無視された」と強い不満を示した。環球時報(電子版)が伝えた。

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李さんは元慰安婦女性の支援団体「韓国挺身隊問題対策協議会」事務所で記者会見し、「会談の結果は被害者を考慮していない」と強調。「日本政府は補償金ではなく、法律に準じた賠償をすべきだ」と繰り返し述べた。

岸田外相は共同記者発表で「安倍晋三首相は日本国の首相として、改めて慰安婦としてあまたの苦痛を経験され、心身にわたり癒やしがたい傷を負われたすべての方々に、心からおわびと反省の気持ちを表明する」と表明。尹外相は韓国が今後、元慰安婦女性の支援基金を設立し、日本からの資金提供を受けると表明した。(翻訳・編集/大宮)

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