慰安婦合意、韓国世論「外交的な失敗」と不満高まる=政府は国民の怒りを収められず―中国メディア

Record China    2016年1月6日(水) 6時40分

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5日、慰安婦問題をめぐる日韓政府の合意について、韓国国内で批判が高まり、「外交的な失敗だ」との見方が広がっている。

2016年1月5日、中国新聞社によると、慰安婦問題をめぐる日韓政府の合意について、韓国国内で批判が高まり、「外交的な失敗だ」との見方が広がっている。韓国政府は国民の怒りを収められそうにない。

韓国国内では、韓国政府が事前に元慰安婦の意見を聞かなかったことや、合意が「最終的かつ不可逆的な解決」とされたことへの不満が拡大。市民の間に「日本メディアの情報操作に対し、韓国政府は反論できていない」などの怒りが広がっている。

韓国政府は「日本との協議の結果がどうなろうと、元慰安婦女性支援団体は反対するに違いない」と認識。まずは先手を打ち、「後から関係者を説得すればいい」と考えたとみられる。一方、韓国世論は「最終的かつ不可逆的な解決」とされたこと、慰安婦を象徴する少女像の移転問題に対して激しく反発している。

さらに、韓国メディアは「日本メディアが再三にわたり、安倍晋三首相が『最終的かつ不可逆的』との文言を合意に盛り込むことにこだわったことを伝えている。慰安婦問題に関する協議は打ち止めと強調することで、日本に有利な合意だったと印象づけている」と指摘。日本側の報道手法に疑問を呈している。(翻訳・編集/大宮)

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