ノーベル賞受賞の屠氏、新たな研究成果がまもなく承認へ―中国紙

Record China    2016年1月4日(月) 13時0分

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2日、北京青年報は屠ヨウヨウ氏が発見した薬品ジヒドロアルテミシニンにまもなく正式に新たな薬効を認められると報じた。エリテマトーデスに対する効果が確認され、現在当局の審査を受けている。写真は屠氏の伝記本の発表会。

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2016年1月2日、北京青年報は屠●●(トゥ・ヨウヨウ、●は口へんに幼)氏が発見した薬品ジヒドロアルテミシニンにまもなく正式に新たな薬効を認められると報じた。

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中国の屠氏はマラリアの特効薬であるアーテミシニンの発見により、2015年のノーベル生理学・医学賞を受賞した。屠氏はアーテミシニンよりさらに効能、安全性が高いジヒドロアルテミシニンを発見。1992年に新薬として認可された。その後、屠氏はジヒドロアルテミシニンの応用研究を続けてきたが、全身の臓器に炎症が起きるエリテマトーデスに対して効果があることが判明した。

実はエリテマトーデスに対する効果は以前から有望視されていた。屠氏は2004年に臨床実験の認可を取得している。しかし経費の不足から実験が進まなかった。2011年に屠氏がアメリカ医学会最高の賞であるラスカー賞を受賞したことで風向きがかわり、経費獲得が実現した。すでにデータをそろえて中国国家食品薬品安全監督管理総局に提出しており、審査結果を待っている状況だ。(翻訳・編集/増田聡太郎

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