北京の大気汚染、2015年のPM2.5平均濃度は改善みせるも基準値の2倍を突破―中国

Record China    2016年1月5日(火) 1時0分

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4日、法制晩報によると、中国北京市の環境当局は2015年の同市の大気の状況に関し、大気の質が規定を満たした日数は前年より14日多い186日だったと発表した。写真は北京。

2016年1月4日、法制晩報によると、中国北京市の環境当局は2015年の同市の大気の状況に関し、大気の質が規定を満たした日数は前年より14日多い186日だったと発表した。

一方、重度の汚染が確認された日数は1日少ない46日。主要汚染物質の濃度は低下傾向を続けており、二酸化硫黄(SO2)の年平均濃度は国の基準(1立方メートル当たり60マイクログラム)を下回る13.5マイクログラムだった。このほか、二酸化窒素(NO2)の平均濃度は50マイクログラム。PM2.5の平均濃度は80.6マイクログラムと前年より6.2%低下したものの、国の基準の2.3倍に当たる数値を記録した。当局は2030年前後を目標にPM2.5の濃度を国の基準値(1立方メートル当たり35マイクログラム)まで下げたい考えを示している。(翻訳・編集/野谷

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