深刻化する中国の大気汚染、子どもが空を灰色に塗る事態に―韓国紙

Record China    2016年1月5日(火) 11時0分

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4日、韓国・朝鮮日報は、深刻化する中国の大気汚染について「煙霧の発生が常態化し、子どもが空の絵を描くと灰色に塗りつぶす事態になっている」と伝えた。写真は上海の大気汚染。

2016年1月4日、韓国・朝鮮日報は、深刻化する中国の大気汚染について「煙霧の発生が常態化し、子どもが空の絵を描くと灰色に塗りつぶす事態になっている」と伝えた。参考消息網が報じた。

北京市では12月7日、深刻な大気汚染が72時間続くと予想する最高レベルの「赤色警報」を発令。同月中にさらに2度発令するなど汚染が深刻化した。同市内に住む主婦の一人は「登校時に子どもにマスクをさせるのが一番大切」と話す。

また、汚染による授業の中止も相次いでおり、働く母親たちの頭痛の種になっている。ある母親は「赤色警報が出た日は子どもが急に早退することになり、仕事を早く切り上げざるを得なかった。落ち着いて仕事ができない」とこぼす。教室内に空気清浄機を設置し、授業が続けられるようにするなど対応に追われている。

山西省のある小学校では、風景画を授業で描かせたところ、多くの子どもが空を灰色に塗りつぶした。教師は「大気汚染が子どもの絵にまで影響するとは思いもしなかった」と驚きを隠せずにいる。(翻訳・編集/大宮)

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