アジア開発銀・米国大使、「日米はAIIBに参加して影響力を持つべき」―米紙

Record China    2016年1月19日(火) 23時10分

拡大

19日、アジア開発銀行米国大使の職を退くロバート・オアー氏はこのほど、「日本と米国はアジアインフラ投資銀行に参加すべき」との考えを示した。資料写真。

2016年1月19日、環球網は米ウォール・ストリート・ジャーナルの報道を引用し、アジア開発銀行(ADB)米国大使の職を退くロバート・オアー氏がこのほど、「日本と米国はアジアインフラ投資銀行(AIIB)に参加すべき」との考えを示したと報じた。

オアー氏は中国が主導するAIIB開業直前の15日、AIIBに日米が参加していないことについて「日米はAIIBの管理面において一定の影響力を持つことが必要。参加しなければこの実現は不可能」と語り、米国がある時点でAIIBに加わる可能性はあると指摘した。

英国やフランス、オーストラリアなどがAIIB参加を決めた中、日米は組織運営に不安があるとしてこれに加わることを拒んできた。オアー氏は「米国はAIIBと協力する方法を模索し、AIIBが米国の利益に合致する方向で発展するよう導くべき。しかし、いかなる行動も日本政府と協力して進めることが重要」と語った。(翻訳・編集/野谷

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携