安倍首相「日本が国際社会で外交をリードしていく年にしたい」―程永華・駐日中国大使「日中関係、さらに改善する年に」―時事通信新年互礼会

八牧浩行    2016年1月6日(水) 9時40分

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5日、安倍晋三首相は東京都内のホテルで開かれた時事通信社グループ主催の新年互礼会に出席し、「日本が国際社会で外交をリードしていく年にしていかなければならない」と強調、16年は外交的に重要な年になるとの認識を示した。

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2016年1月5日、安倍晋三首相は東京都内のホテルで開かれた時事通信社グループ主催の新年互礼会に出席し、今年5月に三重県伊勢志摩で開催される主要国首脳会議(G7サミット)に触れ、「先進7カ国のリーダーたちと、世界的な課題について胸襟を開いて率直な話し合いを行い、成果を得ていきたい」と語った。その上で、「日本が国際社会で外交をリードしていく年にしていかなければならない」と強調、16年は外交的に重要な年になるとの認識を示した。

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さらに安倍首相は「今年は参院選があり、戦いの年になる。安倍政権として新たなスタートを切らなければいけない。今こそ挑戦しなければ人口1億人を維持し、成長を続けることはできない」と呼びかけた。

また岡田克也民主党代表は「参院選で安倍政権の暴走に歯止めをかける結果が出れば、次の衆院選で政権にチャレンジすることが可能になる」と訴えた。

この新年互礼会には経済同友会代表幹事ら政財官言論芸術スポーツ界代表、各国駐日大使ら約400人が出席した。程永華・駐日中国大使は「今年は日中関係をさらに改善する年にしたい」と語っていた。(八牧浩行

■筆者プロフィール:八牧浩行

1971年時事通信社入社。 編集局経済部記者、ロンドン特派員、経済部長、常務取締役編集局長等を歴任。この間、財界、大蔵省、日銀キャップを務めたほか、欧州、米国、アフリカ、中東、アジア諸国を取材。英国・サッチャー首相、中国・李鵬首相をはじめ多くの首脳と会見。東京都日中友好協会特任顧問。時事総合研究所客員研究員。著・共著に「中国危機ー巨大化するチャイナリスクに備えよ」「寡占支配」「外国為替ハンドブック」など。趣味はマラソン(フルマラソン12回完走=東京マラソン4回)、ヴァイオリン演奏。

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