2016年1月6日、海外に出かける際、その土地の特産品としてフルーツや食べ物をお土産に購入する人も多いかと思うが、持ち込み禁止品に該当し税関で没収されるケースも珍しくない。では、没収された食べ物はどう処理されるのか？疑問を持った人も少なくないはずだ。このほど公開された動画がその疑問に答えており、話題を集めている。

動画は米・ニューヨークのジョン・F・ケネディ国際空港の税関の処理方法を紹介している。それによると、各国から持ち込まれた持ち込み禁止品はごみ箱のような箱にまとめて入れられ、一杯になると別の場所に運ばれる。そこでは食べ物を切り、中に虫が混入していないかを検査する。その後、水により大きな穴が空いた機械の中に流し込まれ、細かく砕かれ処分される。

税関では自国の生態系を守るため、外来種の植物や外国の害虫の侵入を厳しくチェックしている。そのため持ち込み禁止品は容赦なく没収しているのだ。（翻訳・編集/内山）