大気汚染で激変!中国人の日常生活、何が変わった?

Record China    2016年1月7日(木) 17時0分

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6日、中国のウェブサイトに集まった中国人のコメントから、大気汚染による生活の変化が垣間見える。写真は15年12月の北京。

2016年1月6日、中国のウェブサイトに集まった中国人のコメントから、大気汚染による生活の変化が垣間見える。

中国で近年深刻になっている大気汚染の影響で、中国人の生活が変化したと伝えられている。では、具体的にどのように変化したのだろうか。中国のウェブサイト・Q Dailyには、ネットユーザーに対して「あなたの生活はスモッグによってどのように変わりましたか?」と問いかけるコーナーが登場。寄せられたコメントからは、メディアでは伝えられない中国人の生の声が見えてくる。

まずは、時間に関して、「空が明るくならなくて起きられないから、毎日遅刻するようになった」「生まれて3カ月の子どもは、完全に昼夜が逆転している。朝だか夜だかわからないから」といったコメントが見られた。確かに朝も午後も一日中、薄暗いスモッグに包まれていると、時間の感覚がなくなってしまいそうだ。

次に、ファッションに関するコメントでは、「マスクをするので、髪型は毎日ポニーテールになった」「いつもマスクをしているから、口紅の塗り方を忘れちゃった!」「洗いやすい服を着るようになった」「マスクをするとメガネがくもるので、コンタクトレンズを使うようになった」などがある。化粧やファッションを楽しむ女性には、特に影響が出ているようだ。

さらには、「職場を深セン(南方の都市)に変えた」「海外に引っ越した」「仕事を探すのに、職場に空気清浄機があるかどうかが基準になった」など、仕事や住居にも影響を与えているようだ。

また、「ホラー映画を撮影するのに特効(特殊効果)が必要なくなった」「(スモッグが)北京で最も有名なお土産になった」「何もない広場でかくれんぼができる」「空気清浄機がないおれの家には誰も遊びに来なくなった」など、思わず笑ってしまいそうになるコメントも散見される。

学生と見られるユーザーからは、「体育の授業がなくなってうれしい」「オタクが増えた。彼氏や彼女がいない人にとっては、出会いの機会がものすごく減った」といったコメントも寄せられている。

中国の大気汚染は健康以外にも、中国人の日常生活にさまざまな影響を与えているようだ。(翻訳・編集/北田

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