女児誘拐の容疑者の写真にかけられた“モザイク”、「史上最も美しい」と話題に=中国ネット「100点満点だ!」「何も間違っていない」

Record China    2016年1月8日(金) 16時10分

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7日、中国安徽省で起きた人身売買目的の誘拐事件で、警察が逮捕した容疑者の写真にかけられた“モザイク”が「史上最も美しい」と話題になっている。資料写真。

2016年1月7日、中国安徽省で起きた人身売買目的の誘拐事件で、警察が逮捕した容疑者の写真にかけられた“モザイク”が「史上最も美しい」と話題になっている。

安徽省阜陽市太和県で3日に誘拐された5歳の女児が6日に無事保護され、男女3人の容疑者が逮捕された。地元警察は当初、中国版ツイッター・微博(ウェイボー)で容疑者の写真をモザイクなしで発表したが、一部の人々から「不適切ではないか」との指摘が出た。これを受け、警察のアカウントは「指摘を受けたので、モザイク処理をしました」との文章と共に改めて写真を公開したのだが、写真は容疑者の頭部に「馬賽克(モザイク)」という文字が書かれただけで、実際にはモザイク処理は行われておらず、顔ははっきりとわかる状態だった。これがネット上で「史上最も美しいモザイクだ」と話題になっているのだ。

写真をアップロードした警察の担当者は、「人身売買は他人の家庭を破壊する行為で、心から嫌悪する。自分のやり方が不適当だとは思わない。モザイクをかけなければならないという明確な規定はない」と話している。

この問題について、インターネット上でアンケートが行われ、1月8日正午の時点で2万6000人以上が参加。実に88%の人がこのようなやり方を「支持する」と回答している。ネットユーザーから寄せられたコメントは、「素晴らしい」「間違ってないよ。“モザイク”かけてるんだから」「このモザイクは100点満点だ!」「このモザイクが標準になるべき。今後、犯罪者にはこのモザイクをかけよう」など、歓迎の声が多数を占めているが、「このようなやり方は不適当」「警察の職権乱用になるのではないか」との声も一部で見られる。(翻訳・編集/北田

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