アメリカ帰りの帰国子女パンダ「美生」が凱旋帰国―四川省臥龍市

2007年11月7日、中国国外での自然交配による1頭目のパンダ「美生(メイション)」が27時間の長旅を経て午後6時、両親のふるさとである四川省の臥龍へ到着した。地元の住民はアメリカ帰りのパンダを歌や踊りで歓迎した。

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美生は03年8月19日にアメリカのサンティアゴ動物園に生まれ、アメリカ(中国語で「美国」)生まれであることから「美生」と名づけられた。国外で繁殖したパンダの交配は中国に帰国して行うことが定められているため、今回帰国の運びとなった。04年以来、4頭のパンダが同様に帰国している。

上海、成都を経由する長旅を終えた美生は、臥龍中国パンダ保護研究センターの検疫所に送られ、1か月間現地の環境に慣れた後、一般公開される。

気になるお嫁さん探しについてだが、専門家によると来年の3月〜5月となる見通しだ。(翻訳・編集/愛玉)