2016年1月8日、中国紙・環球時報は約75％の香港人が香港を訪れる中国人から旅行税を徴収すべきだと考えていると伝えた。

香港理工大学が2014年から2015年にかけて行った調査によると、調査対象となった1839名の香港人のうち、約75％の人が香港を訪れる中国人から旅行税を徴収すべきだと回答した。うち25．2％が1人1日41〜50香港ドル（約620円〜750円）が適切であると考えており、16．5％は21〜30香港ドル（約320円〜450円）が適切だと考えている。

このニュースが中国版ツイッター・微博（ウェイボー）で伝えられると、中国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。

「なぜ自国の領土に行くのに税金を支払わなければならないのだ？」

「中国の恥である場所へ行くのにお金を取るというのか？」

「これは故意に対立をあおろうとしているだろ」

「先に香港への食物や水の供給を半分に減らそう」

「香港に行った中国人は帰ってきたら罰金を払うべきだな」

「本当に旅行税を取るのなら出入国審査カウンターをなくしてしまえ」

「もうみんな日本に行くようになっちゃったけどね」

「もう香港に行く人なんていないだろ。タイや日本、韓国に行っている」

「いっそのこと1人1万香港ドル（約15万円）を徴収したらいいよ。そうすれば誰も香港に行かなくなる」

「いつか香港人は中国人に香港へ来てくれるよう頼むようになる日が来るだろう」(翻訳・編集/山中)