2016年1月11日、韓国・聯合ニュースによると、自宅近くに止めてあった観光バスを盗み、200キロ以上を無免許で運転したとして、韓国の男子高校生が送検された。

韓国京畿道の一山警察署は、高校1年の男子生徒を自動車違法使用と無免許運転などの容疑で書類送検したことを明らかにした。生徒は10日午前1時ごろ、仁川市の道路脇にキーが付いたまま止めてあった観光バスを盗み、周辺の街など200キロ余りを運転した疑いが持たれている。約6時間の「ドライブ」を無事に終えた後、バスは元の位置に戻しておいたが、友人の通報により事件が発覚した。警察は、生徒が好奇心からバスの運転を試みたものとみている。

この事件報道に、韓国のネットユーザーからは驚きの声が数多く寄せられている。

「友達が人生を正しく教えてあげたね」

「バスの運転は簡単じゃないだろうに」

「元の場所にきちんと戻しておいたなんて、なんだか笑える」

「走るだけでなく、駐車もパーフェクトだったということか」

「無免許で200キロもバスを運転できたということは、大型免許に合格したも同じ」

「運転の才能はすごい」

「普段から車に興味があったんだろう。この機会にきちんと学んで、良い方向に生かしてほしい」

「お父さんがバス運転手なのかな？」

「悪く言えば窃盗だけど、良く言えば進路が決まったということ」

「見事だ。バス会社はこの生徒を採用した方がいい。かなりの逸材だよ」

「乗用車を無免許運転という記事は見たことがあるけど、バスは初めてだ」（翻訳・編集/吉金）