唯一現存する野生馬モンゴルノウマ、交通事故対策として標識を増設―新疆ウイグル自治区

Record China    2007年11月9日(金) 18時49分

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2007年11月、新疆ウイグル自治区アルタイ地区のモンゴルノウマ保護区で、野生動物保護区・減速注意を促す交通標識などが増設された。相次ぐ交通事故死の防止が期待される。

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2007年11月、新疆ウイグル自治区アルタイ地区のモンゴルノウマ保護区で、野生動物保護区・減速注意を促す交通標識などが増設された。相次ぐ交通事故死の防止が期待される。

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モンゴルノウマは唯一現存する野生馬で、馬の進化史を調べる上で貴重な存在。国家一級保護動物に指定されている。もともと中央アジアに生息しており中国では完全に絶滅してしまったが、イギリス・ドイツなどの動物園で育てられていた18頭を引き取り、1986年に繁殖研究センターを設立、再び野生に返す計画を進めている。現在、世界の生息数は約1300頭とパンダよりも希少だという。

同保護区内には国道216号線が走っており、今年8月以来、すでに5頭ものモンゴルノウマが交通事故で死亡している。広大な草原を突っ切る国道だけに速度超過による交通事故の発生は必然だったと言える。標識増設により事故が防止されるか、注目される。(翻訳・編集/KT)

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