Record China 2016年1月13日(水) 12時50分
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12日、韓国の国宝1号である崇礼門の指定を取り消し、ハングルの解説書である「訓民正音解例」を国宝1号にしようとの動きが出ており、韓国のネットユーザーがこれに賛同の声を寄せている。写真は崇礼門。
2016年1月12日、韓国・ノーカットニュースによると、韓国の国宝1号である崇礼門(南大門・ソウル)の指定を取り消し、ハングルの解説書である「訓民正音解例」を国宝1号にしようとの動きが出ている。
文化財やハングル関連の複数の市民団体は13日にセミナーを開き、「崇礼門の国宝1号取り消しおよび訓民正音解例の国宝1号指定に関する建議書」を韓国文化財庁に提出する予定だ。団体は、「訓民正音解例の国宝1号指定は、05年の監査院の指摘以降、継続的に政府が主導している案件」としている。
今回の団体の主張のように、国宝第1号を崇礼門から別のものにすべき、との声は以前から韓国でたびたび上がっている。崇礼門の国宝指定が日本統治時代に行われたこと、そしてその指定理由が、文禄・慶長の役の際に加藤清正がくぐった門であることから、韓国の国宝にふさわしくないという主張だ。さらに08年、放火により門の大半が焼失し再建されたという事実も、この主張に拍車を掛けているようだ。
これには韓国のネットユーザーからも、「国宝1号を全世界が激賞したハングルに変更することに、全面的に同意する」「訓民正音が国宝1号になるといいな」「当然のことだ。賛成!」「仮に焼失しなかったとしても、南大門が国宝1号ということに納得できない人が大半のはず」「韓国最高の遺産はハングルだ」など、賛成の声が数多く寄せられている。
また他には、「(慰安婦問題をめぐり)10億円で国と歴史を売り払ったのに、国宝1号も2号も何の意味もない」「建て替えられた崇礼門など偽物だ」「建設業者が嫌がりそうな話だ」「海外に韓国を知らしめるのに、建物と文字と、どちらがふさわしいだろう?」などのコメントが寄せられた。(翻訳・編集/吉金)
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