Record China 2016年1月15日(金) 6時10分
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14日、陝西省咸陽市彬県で起きた女性暴行事件の被害者への警察の対応に、中国ネットユーザーの怒りが噴出している。資料写真。
2016年1月14日、陝西省咸陽市彬県で起きた女性暴行事件の被害者への警察の対応に、中国ネットユーザーの怒りが噴出している。
華商網によると、事件が起きたのは昨年12月24日。女性が家で子どもを寝かしつけていると、同じ村の顔見知りの男が突然やってきて女性に性的暴行を加えた。女性には夫がいたが、恐怖心から30日まで打ち明けることができなかったという。事情を知った夫と女性は男の家を訪ねたが、会うことができず。そこで2人は派出所に被害を訴え出たのだが、ここでの警官の対応がひどかった。
女性が被害を受けた状況を説明したが、警官は「証拠がない」として2人に帰宅するよう促した。女性が「もう一度襲われたらどうするんですか?」と食い下がると、警官は「もう一度襲われたら、その時にまた来てください」と言ったという。女性は1月2日に服毒自殺した。警察はその後、容疑者の男を逮捕したが、女性の親族は「警察がすぐに調査を始めてくれていれば、こんなことにはならなかった」と話している。
この事件に、ネットユーザーからは、「警察がこんなこと言っていいのか!」「職務を全うしない警官に報いを受けさせろ」「被害者の多くはこういう警察の心ない対応に傷つくんだ。女性の自殺と警察の対応には関連がある」「これがわれわれの警察。良心のかけらもない」「警察が殺したようなもの」など、警察の対応に対する怒りの声が多数上がっている。(翻訳・編集/北田)
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