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11月9日、陝西省で元猟師が撮影したとされる「華南トラ」の写真を米誌「Science(サイエンス)」が掲載。写真には「Flat Cat(平面のネコ科)?」の注釈が付けられ、中国国内で写真の真贋を巡って大論争となっている経緯も紹介した。
2007年11月9日、陝西省で元猟師が撮影したとされる「華南トラ」の写真を米国科学振興協会(AAAS)刊行の科学雑誌「Science」が掲載。全世界で発売された。
同誌を入手した上海市のニュースサイト「新民網」によると、 “Randomsamples”というページに掲載された華南トラの写真には「Rare-tiger photo flap makes fur fly in china(貴重なトラの写真が中国を揺るがす)」の見出しがつけられているが、写真の右下には白い文字で「Flat Cat(平面のネコ科)?」と説明が。
同誌はこの写真の信憑性の判定にまでは直接踏み込んでいないが、中国国内で真贋をめぐって大論争が繰り広げられている経緯を紹介。ワシントンに住むトラ研究の専門家の話として、「もし本当に華南トラ生存が証明されたらすごいことだが、それには体毛と排泄物が必要」であると結んでいる。(翻訳・編集/本郷智子)
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