2016年1月15日、韓国・KBSによると、海外で賭博を行ったとして起訴された、プロ野球選手の呉昇桓（オ・スンファン）と林昌勇（イム・チャンヨン）に罰金刑が言い渡された。

ソウル中央地裁刑は14日、呉被告と林被告に対し、それぞれ罰金1000万ウォン（約98万円）の略式命令を出した。これは「単純賭博罪」で適用できる罰金の最高額で、検察が求めた700万ウォンよりも高い金額だという。

2人は2014年11月、マカオのカジノでそれぞれ4000万ウォン（約390万円）台の賭博をし、韓国検察に略式起訴されていた。

これについて、韓国のネットユーザーはさまざまなコメントを寄せている。

「2人にとっては痛くもかゆくもない金額」

「韓国の裁判所は人気の高いスポーツ選手や芸能人を厳しく処罰し、まるで普段から厳しく審判しているかのように装うが、政治家や経済界の人物にはとても寛容だということを知っている」

「スポーツ選手としての活躍は認めるけど、まずは誠実な人間になってほしい」

「1000万ウォンは庶民の半年分の給料。庶民は生活するのにいっぱいいっぱいなのに、2人は賭博をするためのお金が有り余っているんだね」

「冗談を言っているのか？10億ウォンくらいは出させないと反省しない」

「お金持ちに罰金刑を与えても何の意味もない。道を歩いていてガムを踏んだような感じだろう」

「正直、なぜ賭博が罪になるのか分からない。人の金を盗んだわけでもないのに」（翻訳・編集/堂本）