「あなたが考える“大人”ってどんな人?」=中国人と米国人の考え方には決定的な違いがあった!―米メディア

Record China    2016年1月19日(火) 20時40分

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15日、環球時報は米ビジネスインサイダーが報じた「“大人”の概念に対する米中の違い」を紹介した。写真は中国人親子。

2016年1月15日、環球時報は米ビジネスインサイダーが報じた「“大人”の概念に対する米中の違い」を紹介した。

心理学者がさまざまな国籍の数百人を対象に「大人とはどんな人か」と聞いたところ、全ての参加者が「自分の行為について責任を持つことができること。1人で物事を決めることができ、経済的に独立できた時に大人と呼べる」と回答。ただ、中国人大学生の80%が「両親を経済的に支援できることが大人とみなされる必要条件」と回答したのに対し、米国の学生でこのように考える人はわずか16%だった。この結果には、個人主義の米国と集団主義の中国という違いが関係するとみられている。

研究者らは「両親の面倒を見なければ」という中国人の観念は2500年前の孔子の時代にまでさかのぼるとしており、孔子は「自分のことよりも家庭の利益を優先すること。自分の感情を出すべきではない」を信条としていたと紹介。「中国の若者は大人の基準を考える中で、自分の気持ちを抑えて他人への義務を負うことをより重要ととらえている」と指摘している。(翻訳・編集/野谷

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