台湾総統選の前日、民進党・蔡主席は「防弾チョッキ」着用で登壇=過去には銃撃事件も

Record China    2016年1月15日(金) 16時50分

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15日、環球時報によると、台湾メディアは台湾総統選を翌日に控え、野党・民進党の蔡英文主席が防弾チョッキを着用して登壇したと伝えた。写真は民進党本部。

2016年1月15日、環球時報によると、台湾メディアは台湾総統選を翌日に控え、野党・民進党蔡英文(ツァイ・インウェン)主席が防弾チョッキを着用して登壇したと伝えた。

報道によると、蔡氏は「不測の事態」に備えて、13日夜の集会から防弾チョッキの着用を始めた。防弾チョッキの着用は、台湾国家安全局の助言によるものだ。台湾総統選をめぐっては、2004年3月19日に当時の陳水扁(チェン・シュイピン)総統が、2010年11月26日には連勝文(リエン・ションウェン)候補が、それぞれ銃撃を受けている。そして、2人が銃撃を受けたのは共に総統選を翌日に控えた日のことだった。当局はこの2つの事件を例に挙げ、各候補者に防弾チョッキの着用を促している。

今回の台湾総統選の事前の世論調査では、独立志向の強い民進党の優勢が伝えられており、親中の現政権から政権を奪取する可能性が高い。中台関係にも大きな影響を及ぼすとみられており、注目が高まっている。(翻訳・編集/北田

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