台湾総統選の候補者3人、相次いで韓流ユニット台湾人メンバーの謝罪にコメント

Record China    2016年1月16日(土) 16時50分

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16日、韓国のガールズユニットTWICEの台湾出身メンバーが謝罪に追い込まれた騒動に、台湾総統選真っただ中の候補者たちが相次いでコメントしている。写真は民進党の広告。

2016年1月16日、韓国のガールズユニットTWICEの台湾出身メンバーが謝罪に追い込まれた騒動に、台湾総統選真っただ中の候補者たちが相次いでコメントしている。

台湾の旗を持って番組に登場したことで「台湾独立を支持している」と批判を受けた、韓国のガールズユニットTWICEの台湾人メンバー、ツウィ(周子瑜)はこのほど、「私は常に中国人であることを誇りに感じています。中国での活動を中止し、真剣に反省します」などと謝罪。ちまたではTWICEの所属事務所である韓国のJYPエンターテイメントが、「人民元に屈した」などとやゆされている。

この騒動に、台湾総統選を争う各候補者たちもコメントしている。国民党朱立倫(ジュー・リールン)候補は「心が痛む。私と国民党は中華民国および台湾人民の自由を守ることに誇りを持っている。心は永遠に“国旗”を持つ人と共にある」と述べた。

総統選では優勢が伝えられている民進党蔡英文(ツァイ・インウェン)候補は、「多くの台湾人が心を痛め、怒ったことだろう。問題は非常に深刻で、台湾人の感情を著しく傷つけた」とした上で、「われわれは一致した態度で国際社会にはっきりと表明しなければならない。台湾人は一致した国家アイデンティティーを持っており、中華民国の国旗で国家のアイデンティティーを示すのは正常なことである」とした。

また、親民党の宋楚瑜(ソン・チューユー)候補は、「台湾政府が十数歳の子すら守れないことに、激しい怒りを覚える」とし、もし自分が当選すれば類似の事件は絶対に起こさせないと強調した。(翻訳・編集/北田

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