2016年1月16日、参考消息網によると、中国国内ではサービス消費が増加しており、欧米式のカフェの開店が各地で相次いでいる。

香港・亜州時報によると、中国経済は石炭や鉄鉱産業に頼る重工業型から、消費やサービス業が拡大する形に変化している。消費者のニーズは多様化し、人々が求める商品も変わり始めた。

最近中国で増えているのが、スターバックスなどに代表される欧米風で都市型のコーヒーショップやカフェだ。他の先進国同様、大都市を中心に外資系、地元資本問わず新規開店が増加している。それに伴いコーヒー豆の消費も拡大。20年の中国国内のコーヒー豆消費量は現在の3倍の20万トンに達する見通しだ。

さらに、コーヒーと一緒にスイーツに使われる砂糖の消費量も拡大している。12年に中国の砂糖輸入量は450万トンに増え、世界最大の砂糖輸入国になった。それらの消費を支えているのは、中国で拡大する中間所得者層。生活方式の変化が経済の変化に及んでいる。（翻訳・編集/大宮）