国交断絶のサウジとイランを中国国家主席が訪問、サウジとは戦略的パートナーシップを宣言―中国紙

Record China    2016年1月20日(水) 13時30分

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20日、環球時報によると、中東歴訪に出発した中国の習近平国家主席は19日、最初の訪問先であるサウジアラビアに到着し、サルマン国王と会談した。資料写真。

2016年1月20日、環球時報によると、中東歴訪に出発した中国の習近平(シー・ジンピン)国家主席は19日、最初の訪問先であるサウジアラビアに到着し、サルマン国王と会談した。

習主席は19日から23日までの日程でサウジアラビア、エジプト、イランを訪れる予定。サルマン国王との会談ではエネルギー政策に関する協調強化などについて確認し、同国との戦略的パートナーシップ構築を決めた。これに関し、習主席は「両国の互恵にとって大きな成果」と指摘、サルマン国王は中国の「一帯一路」構想を支持し、貿易、投資、教育、科学技術などの分野で協力を深めたいとの考えを示した。

中国とサウジの2015年の貿易額は690億ドル(約8兆1000億円)を突破し、国交を樹立した1990年当時と比べると200倍以上に拡大している。また、中国がサウジから輸入した原油の量は2014年が5000万トン、15年は11月時点で4600万トンに達した。サウジは中国が主導するアジアインフラ投資銀行(AIIB)の創設メンバーでもある。(翻訳・編集/野谷

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