日本が外国人向けの地図で寺院の記号などを変更へ、日本では反対の声=欧米ネットでも批判の声

Record China    2016年1月20日(水) 23時50分

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19日、英BBCは日本が外国人向けの地図で寺院やホテルなどの記号を変更すると報じた。この報道に、欧米のネットユーザーがコメントを寄せている。写真は皇居の外国人観光客。

2016年1月19日、英BBCは日本が外国人向けの地図で寺院やホテルなどの記号を変更すると報じた。

国土地理院は2020年東京五輪に向けて、外国人向けの地図の作成のために観光客や大使館員、留学生ら計1000人にアンケートを実施した。アンケートでは、寺院を表す卍の記号がナチス・ドイツのマークを想起させるといった意見が多数寄せられたため、三重の塔に変更する。また、ホテルや教会、郵便局などの記号も外国人に分かりづらいといった指摘があったため変更する。この報道に、インターネット上では「無知な外国人観光客のために地図記号を変更することには反対」といった声が多く寄せられている。

この報道に、欧米のネットユーザーがコメントを寄せている。

「なんてばかげたことだ。そのうち、『イスラム国』に結びつくようなエジプト神話を変更しようということになるだろう」

「教育を受けていない人間か侮辱的だと苦情を言う人々に対して、世界中が迎合しなければいけないなんて、気が滅入るよ」

「観光客に教えるための支援をすべきだ!」

「(卍は)ナチス・ドイツの記号じゃない。かぎ十字とはデザインが反対だ」

「なぜ変更するんだ?教えれば、記号の違いが分かるじゃないか」

「(記号の由来などを説明する)教育的なポスターを作成する方が良かったのに」

「他人の無知のせいで記号を変更するなんて全く間違っている」(翻訳・編集/蘆田)

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