忠義を尽くしたのに…、台湾を捨てた「愛国タレント」のネット発言、中国の圧力で全削除か―台湾メディア

Record China    2016年1月20日(水) 21時20分

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19日、中国籍を取得した「愛国タレント」として連日話題になっている男性歌手ホアン・アンの中国版ツイッターから、過去の書き込みが全削除された。中国からの圧力が影響しているのではないかとみられている。

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2016年1月19日、中国籍を取得した「愛国タレント」として連日話題になっている男性歌手ホアン・アン(黄安)の中国版ツイッターから、過去の書き込みが全削除された。中国からの圧力が影響しているのではないかとみられている。NOWnewsが伝えた。

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台湾出身ながら中国籍を取得したホアン・アンはこのところ、台湾独立派らしきタレントを見つけては、自身の中国版ツイッターでさらす行為で話題となり、「台独ハンター」と呼ばれていた。最近では、韓流ユニットTWICEの台湾人メンバー、ツウィ(TzuYu/周子瑜)について台湾独立派と指摘。このほど韓国の所属事務所がツウィの謝罪動画を公開し、台湾の一般市民の間からは同事務所への怒りが噴出した。この怒りが、先日行われた台湾総統選で、勝利した民進党により多くの票をもたらしたと報道されている。

中国で多くのネットユーザーに支持され、これまで意気揚々として「台独ハンター」活動にいそしんできたが、このほど中国版ツイッターのコメント欄がいきなり消滅。さらに19日、これまでの書き込みがすべて削除された。事態を大きくしたことで、中国からの圧力がかかったのではないかとみられている。

鳳凰衛星テレビは16日、ホアン・アンのインタビュー番組を放送予定だったが、急きょ別番組に差し替えた。中国で“封殺”が始まったのではないかと思われるこの事態に、「自業自得だ」「返り討ちに遭った」「忠義を尽くしたのに見捨てられた」「もう帰る場所はどこにもない」などと、台湾のネット上では歓喜の声と嘲笑が上がっている。(翻訳・編集/Mathilda

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