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19日、香港の書店関係者5人が相次ぎ失踪した事件で、中国メディアは桂民海氏が中国で出頭したと報じたが、出国記録がなく、中国当局に拉致されたとみられている。写真は中国と香港の旗。
2016年1月19日、米国営放送ボイス・オブ・アメリカ(中国語電子版)によると、香港の書店関係者5人が相次ぎ失踪した事件で、タイ政府は同日、書店の株主・桂民海(グイ・ミンハイ)氏がタイで失踪したと発表した。タイ入国管理局には桂氏の出国記録がなく、中国当局に拉致されたとみられている。
香港英字紙サウスチャイナ・モーニング・ポストによると、桂氏はスウェーデン国籍。スウェーデン当局は桂氏の失踪について、タイ側に状況を確認している。
桂氏が所属していた作家組織によると、桂氏は昨年10月に失踪。その後、知人らが桂氏宅の監視カメラを調べたところ、失踪から2週間後、男4人が自宅に入り込み、パソコンを持ち去ったという。
一方、中国国営テレビ(CCTV)は17日、桂氏が03年に浙江省で起こした飲酒運転による死亡事故の罪を償うため、中国の公安当局に自ら出頭したと伝えた。(翻訳・編集/大宮)
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