中国海軍トップ「南シナ海での防衛施設の建設規模は脅威の度合いで決まる」=米海軍制服組とテレビ電話で会談―英メディア

Record China    2016年1月21日(木) 13時52分

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20日、中国海軍の呉勝利司令官は、米海軍のジョン・リチャードソン作戦部長とテレビ電話で会談し、南シナ海の島しょでの軍事施設建設について「どの程度の規模の施設を建設するかは、われわれが受ける脅威の度合いで決まる」と述べた。資料写真。

2016年1月21日、英BBC(中国語電子版)によると、中国海軍トップの呉勝利(ウー・ションリー)司令官は20日、米海軍制服組トップのジョン・リチャードソン作戦部長とテレビ電話で会談し、南シナ海の島しょでの軍事施設建設について「どの程度の規模の施設を建設するかは、われわれが受ける脅威の度合いで決まる」と述べた。

呉司令官は、中国が南シナ海・南沙諸島の永暑(英語名:ファイアリー・クロス)礁に建造した滑走路で行った試験飛行について、「その目的は、滑走路が民間の航空機の使用の基準を満たしているかを確認することだ。われわれが国際的な責任と義務を実行し、国際的な公共サービスを提供することを可能にするものでもある」と主張。その上で「われわれは島しょの軍事拠点化を図ることはしないが、防衛措置を講じないということは決してない。どの程度の規模の防衛施設を建設するかは、われわれが受ける脅威の度合いで決まる」と述べた。(翻訳・編集/柳川)

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