ジェット・リーが大学で講演会、学生の大胆「おねだり」発言をバッサリ！―北京市

2007年11月10日、北京航空航天大学で心理カウンセリングセンター「心霊陽光関愛中心」の設立記念式典が開催され、ジェット・リーが「環境と心理」をテーマに講演を行った。

【その他の写真】

国民経済の向上につれ、人々の精神状態や幸せを感じる心が下降している中国の現状について、ジェットは「困難や失意は機械が壊れるようなもの。平常心で立ち向かうことが大切」と、学生達を前に暖かく語った。また、会場から、“偉大な武術家、優秀な俳優、熱心な慈善家、の3つの肩書きで一番好きなのはどれ？”と質問されると、「その言い方は全て、他人から与えられたもの。自分は自分でしかないと思っている」と真摯な姿勢で答えている。

講演会では、「ジェットの忠実な弟子」を名乗る学生の一人が、“映画で役を与えてほしい。あなたのスタントマンをやりたい”と大胆発言をしてジェットを困らせる一幕も。これについてジェットが、「僕に役柄を振り分ける権限はない。他人に依存せず、未来は自分でつかんでほしい」と答えると、会場全体から大きな拍手が沸き起こっていた。（翻訳・編集/Mathilda）