八牧浩行 2016年1月22日(金) 10時30分
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22日、東京市場で日経平均株価は急反発、一時前日比500円超高の1万6500円台を付けた。日銀が金融緩和第3弾に踏み切るとの期待が強まったことや、外国為替市場で円の対ドルレートが117円台後半に下落したことから、投資家心理が改善した。写真は東京証券市場。
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2016年1月22日、東京株式市場で日経平均株価は急反発、一時前日比500円超高の1万6500円台を付けた。日本銀行が量的金融緩和第3弾に踏み切るとの期待が強まったことや、外国為替市場で円の対ドルレートが117円台後半に下落したことから、投資家心理が改善した。NY原油相場が反発したことも好感された。日経平均は年初来3000円超も下落したため、買いも押しの動きも広がった。
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21日の米株式市場でダウ工業株30種平均が反発し、前日比115ドル高の1万5882ドルで終えたことも好材料となった。欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁が同日の記者会見で欧州経済の下振れリスク拡大に言及。次回会合での追加金融緩和の可能性を示唆したことも、世界の株式相場反発の背景となっている。(八牧浩行)
■筆者プロフィール:八牧浩行
1971年時事通信社入社。 編集局経済部記者、ロンドン特派員、経済部長、常務取締役編集局長等を歴任。この間、財界、大蔵省、日銀キャップを務めたほか、欧州、米国、アフリカ、中東、アジア諸国を取材。英国・サッチャー首相、中国・李鵬首相をはじめ多くの首脳と会見。東京都日中友好協会特任顧問。時事総合研究所客員研究員。著・共著に「中国危機ー巨大化するチャイナリスクに備えよ」「寡占支配」「外国為替ハンドブック」など。趣味はマラソン(フルマラソン12回完走=東京マラソン4回)、ヴァイオリン演奏。
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