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刑務所でのメール送受信OK!服役態度向上に一役―北京市

Record China    2007年11月14日(水) 17時46分

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2007年5月、北京市の刑務所では受刑者が「携帯ショートメール」を利用できるサービスを始めた。「塀の外」の誰とでもメール送受信が可能で、すでに17万通近くもの利用が確認され、かなり好評だという。写真は北京市監獄。

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2007年11月12日、中国新聞網の報道によると、北京市の刑務所では今年の5月、受刑者が「携帯ショートメール」を利用できるサービスを始めた。希望する受刑者にはパスワード付きのカードが支給され、これを使えば「塀の外」の誰とでもメール送受信が可能となる。サービス開始以来、すでに17万通近くもの利用が確認され、かなり好評だという。

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関係者によると、これまで受刑者に許されていたのは、月1回の面会と週1回の電話のみ。しかし受刑者にとっては、家族や友人との交流こそが何よりの励みになるという。高い塀に囲まれた刑務所で暮らす受刑者はこれまで、社会から取り残された焦燥感を感じることが多かった。このサービスは、こうした気持ちを少しでも和らげ、早く社会復帰を果たしてもらおうという狙いから始まったという。

受刑者は毎日、午前8時から午後9時まで、数に制限なく自由に送受信することができる。ただし、送受信の内容は監視センターのモニターに映し出され、女性警官がチェックする。内容に不適切なものがあれば、即座にはじかれるという仕組みだ。これまでの発信数は12万通近くで、受信数は5万通近くに上った。受刑者の多くは、家族や友人からの「塀を乗り越えた」温かい励ましのメッセージにより、服役態度にも良い影響が出ているという。(翻訳・編集/NN)

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