北朝鮮の妨害電波で携帯が使えない、50億円支払うも取られ損の中国―米メディア

Record China    2016年2月6日(土) 22時19分

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3日、北朝鮮が中国の携帯電話を妨害しており、吉林省政府は妨害電波停止を申し入れ、北朝鮮の要求に応じて3億元の補償金を支払ったが、いまだ解決していない。写真は中朝国境。

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2016年2月3日、米ラジオ局ボイス・オブ・アメリカ中国語版サイトによると、北朝鮮が中国の携帯電話を妨害しているが、中国は補償金支払うも解決できていない。

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中国東北部の中朝国境地帯では携帯電話が使えない地域がある。北朝鮮当局が妨害電波を発信しているため、国境を越えた中国側にまで影響が及んでいるためだ。市民生活に悪影響が及ぶとして中国の吉林省政府は2013年に妨害電波停止を申し入れ、北朝鮮の要求に応じて3億元(約53億4000万円)の補償金を支払った。しかし金を払ったにもかかわらず、妨害電波は今も止まっていない。

北朝鮮当局の狙いは情報規制だ。中国との国境に近い地域では北朝鮮領内でも中国の携帯電話ネットワークが利用できる。これを利用して北朝鮮の情報が国外に伝えられるケースが多いという。(翻訳・編集/増田聡太郎

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