保護者激怒!生徒600人がカンニング防止のため寒空の下でテスト―陝西省西安市

Record China    2007年11月16日(金) 12時21分

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15日、西安市の高校では2年生の生徒約600人が校庭でテストを受けていた。外気温は14度前後。生徒たちは寒さで震えており、見守る保護者らは怒りに震えていた。写真は同市臨潼区。

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2007年11月15日、陝西省西安市のニュースサイト「西部網」は、市民からの情報を得て同市内臨潼区にある新豊初等中学校を取材した。

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この2日間、西安市は特に寒い天候であるにもかかわらず、新豊高校(高等中学校)は生徒約600人に屋外でのテストを強制しているという通報が保護者からあった。現場に向かうと、生徒たちは高校からそれぞれ椅子を運んで中学校のグラウンドに集合。彼らはみなダウンジャケットを着こんでいて、なかには手袋をしたままテストに取り組んでいる者も。

2時間半のテストが終了したのは、午後5時半。生徒たちは口々に「寒い。寒い」を連発。彼らも保護者も、なぜ屋外でテストを受けねばならないのか理解できないと話す。学校側に理由をたずねると、校舎内では600人全員が1人1人離れて座れるほどの広い場所がないからと説明。カンニング防止のため仕方なく広いグラウンドでのテストとなったと話している。(翻訳・編集/本郷智子)

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