Record China 2007年11月18日(日) 17時17分
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16日、「北京五輪組織委で働いている」とウソをつき、チャットで知り合った女性から5万元をだまし取った男の初公判が、北京市の朝陽区法院で始まった。
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2007年11月16日、北京の地方紙「北京晩報」は、同市朝陽区法院(裁判所)にて詐欺事件の初公判がはじまったことを報じた。
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浙江省に住む24歳無職の熊先財(シオン・シエンツァイ)被告は、パソコンのチャットで知り合った北京市に住む28歳の女性陳(チェン)さんに、「北京五輪組織委員会で働いている」とウソをついた。熊被告は今年4月、「仕事の都合で北京に出張」したのだが、その際ホテルの予約や支払いまでも陳さんに任せた。その後、北京五輪開幕式の入場チケットを手に入れてあげると持ちかけ、陳さんから2万2800元(約36万円)をだまし取った。これ以外にも、宿泊費や食事代、パソコン代など3万元(約48万円)近くを陳さんは熊被告のために融通したという。
これに対し熊被告は、陳さんにウソの職業を話したのは虚栄心からで、だますつもりはなかったと主張。開幕式のチケット購入も陳さんから強くせがまれたのでイヤと言えなかったと述べた。購入代金を返そうと思っていたら、いきなり陳さんが警察に訴え出たので驚いたと、あくまでも詐欺容疑を否認している。(翻訳・編集/本郷智子)
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