残るは抗日ドラマだけ?「タレント二世の出演NG」中国当局の新方針、超人気番組が収録中止―中国

Record China    2016年2月27日(土) 23時10分

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25日、中国当局が打ち出した新たな方針の影響で、タレント親子が出演する人気バラエティー番組が急きょ収録をやめ、7月からの放送を見送ることが明らかになった。

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2016年2月25日、中国当局が打ち出した新たな方針の影響で、タレント親子が出演する人気バラエティー番組が急きょ収録をやめ、7月からの放送を見送ることが明らかになった。聯合報が伝えた。

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中国のメディアを統括する国家広播電影電視総局(広電総局)がこのほど打ち出した新たな方針は、「限娃令(子供制限令)」と呼ばれるもの。未成年者のバラエティー番組への出演頻度、出演時間帯を制限し、芸能人の子供たちの出演を禁止するものとなっている。

中国では13年にスタートしたバラエティー番組「パパ、どこ行くの?」が大ブームに。タレントが幼いわが子を連れて旅をし、そのリアルな姿を追うもの。芸能人二世の子供たちが番組をきっかけに次々にブレークし、スピンオフ映画まで製作されている。

この人気番組は、今年7月放送に向けてシーズン4を収録中だったが、製作局の湖南衛星テレビは収録を急きょ打ち切り。年内に放送しないことを明らかにした。同じく芸能人親子が出演する別のバラエティー番組では、ネット配信に切り替えることを発表している。

中国ではこのほど、内容が露骨で刺激的すぎるとして、話題のウェブドラマが立て続けに配信禁止になったばかり。そのためネット上では、「あれも禁止、これも禁止、じゃあ何を見ろって言うんだ」「そのうち抗日ドラマだけになる」などと、広電総局に対する不満と怒りの声が渦巻いている。(翻訳・編集/Mathilda

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