中国外相、米ワシントンで講演「台湾の新総統は憲法にある『1つの中国』を尊重すべき」=米国ネットでは批判の声も

Record China    2016年2月27日(土) 14時40分

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26日、ロイター通信によると、中国の王毅(ワン・イー)外相は25日、台湾の蔡英文(ツァイ・インウェン)次期総統は、台湾も中国本土も1つの中国であると述べている台湾の憲法を尊重すべきだとの考えを示した。資料写真。

2016年2月26日、ロイター通信によると、中国の王毅(ワン・イー)外相は25日、台湾の蔡英文(ツァイ・インウェン)次期総統は、台湾も中国本土も1つの中国であると述べている台湾の憲法を尊重すべきだとの考えを示した。

米国を訪問中の中国の王毅(ワン・イー)外相は25日、ワシントンの戦略国際問題研究所(CSIS)で講演し、台湾の次期総統の蔡氏は、台湾も中国本土も1つの中国の一部であるとしている台湾の憲法を尊重すべきだと述べた。蔡氏は中国との平和を維持すると語っており、中国国営メディアも蔡氏が中国との「現状」を維持すると述べたと報じている。王外相は、「我々が注意しているのは、(台湾で)権力を手にした人間が、中台関係の平和的発展を維持するかどうか、1つの中国という原則に責任を持つかどうかだ」と述べた。また、台湾の人々は中台関係の平和的発展を望んでおり、中国本土から台湾へ観光やビジネスで訪れる人々を求め、良好な関係のもとに暮らしたいと考えていると述べた。

この報道に、米国のネットユーザーからは、「なんという冗談だ!中国は表現の自由などの自国の憲法を尊重したらどうなんだ!」「習(近平)国家主席とその部下たちは悪党だ。アジアのすべての国は中国に反対の立場だ」「中国は無視すればいい。彼らはどこの国にとってもトゲのような存在だ」といったコメントが寄せられている。(翻訳・編集/蘆田)

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