新築ビルだけが建設ラッシュじゃない!古きよき明清時代の風貌取り戻す煙袋斜街―北京市

Record China    2007年11月20日(火) 18時58分

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18日、チャイナフォトプレスの北京からのレポート。北京風物の新旧が織り交ざる煙袋斜街が、来年は大変身を遂げる。

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2007年11月18日、チャイナフォトプレスの北京からのレポート。でんでん太鼓に蹴まり、あめ細工のお人形……そんな古きよき風物と、最新のファッション・ショップが不思議に同居する場所、それが北京の煙袋斜街だ。この魅力的な路地が、来年は大変身を遂げるという。

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煙袋斜街はそのかたちがキセルに似ていることからその名がつけられた、北京でも歴史深い路地である。什刹海歴史文化保護区の中心にあり、東は地安門大街、西は什刹海前海まで通り、北京市が定める2007年の「8大重点商店街」となっている。今回は清華大学建築学院が建設計画を受託した。

北京市西城区の担当者によると、今年の5月、煙袋斜街で新しい商業施設の建設が始まった。来年4月に竣工予定で、北京の伝統的な四合院建築が立ち並ぶ、全長260mの歩行者天国になる。また、障害者専用の歩道も敷設、すべての建築を2階建て以内に収めることを規定した。青レンガと灰色の瓦で統一された建物は、現在のところ62戸の店舗ができあがっており、明清時代を再現する街並みが徐々にその姿を現しつつある。

敷地内には元代建築の広福観や民国時代の西洋建築も修復される。なお、入り口には105台収容の駐車場も建設され、来年のオリンピックに向けて、観光客を迎え入れる準備も万端だ。北京の現代的な都市風景とともに、伝統ある街並みが我々を魅了してくれることだろう。(翻訳・編集/愛玉)

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