郊外に自然公園60か所を建設へ、3年以内に―北京市

Record China    2007年11月20日(火) 18時53分

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北京市郊外の緑化隔離地区に、3年以内に大規模な自然公園が60か所建設される予定だ。自然保護や環境保全の考えを活かした建設をめざし、市民に無料で開放する。写真は日壇公園。

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2007年11月19日、中国新聞社が伝えたところによると、来年5月前に北京市は四環路と五環路の間に自然公園を15か所建設し、市民に無料で開放する。さらに市は3年以内に100平方キロメートル以上の緑化隔離地区(都市の生態系整備のために隔離された地区)に、レジャーや運動を行える「郊外自然公園」を60か所建設する予定だ。

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北京市園林緑化局の緑化隔離建設事務所の藍斌才(ラン・ビンツァイ)主任によると「都市の公園と違い、『郊外自然公園』の建設では緑化隔離地区を、自然を全面に出しながら公園化する。自然の素朴な姿や健全な生態環境を活かし、人工的に手を加えることは控えながら、自然豊かな空間を増やしたい。各公園では緑が生い茂る空間を90%以上にするつもりだ」と述べた。

自然の生態系を楽しめる場としての公園を建設するには、公園内に多くの樹木や植物が育ち、自然が持つ多彩な姿を示さなければならないため、100を超える植物を植える。こうした様々な種類の植林植樹を通して四季の移り変わりを人々が感じることができる公園を目指した建設が行われる。

 

藍主任はまた、この公園を節約や環境保護を表現する場とし、街灯などには太陽電池を用い、湖にはリサイクル水を用いるという。さらに、「郊外自然公園」では湖水や池、用水路、湿地などの地形を活かし、野生生物が生息できる場としても役立てていきたいという。(翻訳・編集/小坂)

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