Record China 2007年11月21日(水) 12時42分
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2007年11月、ウルムチ市では中年のニート族の存在が問題になっている。妻子がいるのに仕事がない息子が、年老いた両親のわずかな年金をあてにして暮らしているケースが近年急増しているという。
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2007年11月20日、新疆ウイグル自治区のニュースサイト「天山網」は最近ウルムチ市内で急増している「中年ニート族」について報道。
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市内のある地区ではこの「中年ニート族」の世帯が70戸ほど存在するという。彼らのほとんどが35歳から45歳くらいの男性で、年老いた親からの援助で生活している。多くが妻帯者で子供もいるのだが、妻1人の給料では生活できないため親のすねをかじっている。親は息子のためにわずかな年金の中から生活費をひねり出しているのが現状。
市内各地区の行政担当者らは、この「中年ニート族」の存在が大きな社会問題になっているとの認識で一致しており、「労働能力があるのに労働意欲のない中年男性が増えている」と指摘。彼らに共通しているのは学歴が低く、資格も特技も持たず、もう若くないのにプライドだけは高いという点。これらが「中年ニート族」の再就職を困難なものにしていると説明している。(翻訳・編集/本郷智子)
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