「中国サッカーに明日はない」?!育成の軽視で、競技人口が20分の1に激減―協会幹部

Record China    2007年11月21日(水) 15時5分

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2007年11月、全国青少年サッカー発展研究会の席上、中国サッカー協会の楊一民副主席はサッカー協会に登録された選手人口は最盛期の65万人から3万人にまで減少、未来を担う若者の育成が危機的な状況にあると明かした。

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2007年11月、全国青少年サッカー発展研究会が開催された。席上、中国サッカー協会の楊一民(ヤン・イーミン)副主席はサッカー協会に登録された選手人口は最盛期の65万人から3万人と20分の1以下にまで減少、未来を担う若者の育成が危機的な状況にあると明かした。

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楊副主席によると、中国サッカー協会に登録された選手数は1990年から95年にかけて史上最多となる65万人を記録、ところがそれから10年余りが過ぎた今日、登録選手数はわずかに3万人にまで減少したという。最盛期4300校以上あったサッカー専門体育学校も約20校にまで減少している。

楊副主席は問題は1994年のプロリーグ開始後にサッカー協会が青少年育成を軽視したことにあると指摘。特にサッカー専門体育学校に入学すると学業がおろそかになり、将来的が不安だと保護者が危惧したことも競技人口の縮小につながった。「このまま青少年育成を怠れば、中国サッカーに未来はない」と楊副主席と警告した。(翻訳・編集/KT)

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