「中国本土に嫁ぎます」香港―本土間の結婚が急増、中国の生活水準向上で―香港

2007年11月21日、「中国新聞網」が香港特区政府統計所のデータとして報道したところによると、近年、香港住民と中国本土の住民の結婚が増え、特に香港女性と本土男性のカップル数がこの20年で約9倍に激増した。

【その他の写真】

それによると、1986年から2006年の間に誕生した香港男性と本土女性カップルは1万5776組から2万8145組と78％増。香港女性と本土男性のカップルも675組から6483組と約9倍に激増した。

これは、中国本土の発展で香港との生活格差が大幅に縮小したほか、経済関係の親密化で双方の人的交流が進んだ結果と見られる。

また、2036年には、香港の男女比率は7対10になるとの試算もあり、香港女性が本土に結婚相手を求める傾向は今後ますます強くなると予測される。さらにある専門家の「香港女性の高学歴化で、香港男性が彼女たちを十分に満足させられないのも一因」との見方も紹介している。（翻訳・編集/高橋）