1週間に6回！ギャング映画顔負けの連続凶悪強盗事件が発生―香港

2007年11月22日、香港からの転電として広東省広州市の「新快報」が伝えたところによると、香港でこの1週間に連続して6回の連続強盗事件が発生、すべて同一犯の犯行と見られる。

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同20日午後1時頃、天富苑一ショッピングモール内の大新銀行に帽子をかぶりマスクと手袋をした不審な男性が現れた。40歳前後で中肉中背。男は銃のようなものを客に押しつけて行員を脅し、金を要求。しかし、客がすきをみて男から離れたため、すぐにその場から走り去り、外で待っていたシルバーグレーの乗用車で逃走した。

警察は銀行内の防犯カメラから犯人の特徴と車両を特定。この1週間に連続して6回発生した強盗事件がすべてこの男によるものと断定した。

犯罪心理学の専門家らは、犯人像について金銭目的より衝動的な理由で犯行に及んでいる極度に危険な人物と予想。香港警察当局は現在、特別警戒態勢で犯人の行方を追っている。（翻訳・編集/本郷智子）